(1)部品(セラミック)のなじみや吐水温度により操作が重くなる状態について。
①シングルレバー混合栓は水を出し止めするバルブにセラミックを使用しています。
セラミックはご使用の過程で徐々になじみ、操作力が安定します。
セラミックがなじむにつれて、少し操作が重くなりますが、異常ではありません。また、一度安定すると、操作力が大きく変化することはありません。
②お湯を出し続けた場合などに、水栓内部の部品が温まり、僅かに膨張した状態になることがあります。この状態では、セラミック同士の摩擦抵抗が通常時より大きくなり、少し操作が重くなる場合があります。
この重さについては、一時的なものであり、水栓本体が常温に戻ると、操作力も戻ります。
(2)操作方法について
レバーハンドルを早く操作した場合などに、ハンドルが重くなる場合がありますが、異常ではありません。
シングルレバー混合栓は、急に水を止めると、「ドン」といった不快な音(ウォーターハンマー)が発生することがあります。
このため、急なハンドル操作をしたときに、抵抗を持たせることで、音を低減させる機構を搭載している商品があります。
※ゆっくり操作してご使用ください。