陶器は焼き物のため寸法ばらつきが発生します
<原因>
便器・手洗い器などは焼き物です。
約1200℃の高温で焼成されるために、成形段階からですと約10%以上の収縮が起こります。
よって、陶器製の製品には寸法などバラツキが発生します。
そのバラツキはJIS規格でも認められています。
<寸法バラツキ公差について>
衛生陶器は高温(約1200℃)にて焼成されますので成形段階により約10%強の収縮が起ります。
その収縮過程に於いて寸法,曲がり,変形などの発生は避けられず、許容範囲を設けて運用いたしております。
衛生陶器の一般的な寸法につきましては、JIS A 5207で規定されております。
*参考:便器高さ370mm JIS公差(寸法 5%) ±18mm
下図のように、洗面器が出来るまでは原料調合から検査工程まで7工程を要し、成形工程から焼成工程の間に約10%強の収縮が発生する。
*参考:便器の焼成までの高さの変化(ピュアレスト便器)