便器汚れは、主成分がSiとOからなる「ケイ酸スケール」です。水道水中には10~20ppm程度のケイ酸が含まれており、ご使用後に陶器表面についた水滴が乾燥すると、ケイ酸分が析出し、ガラス質の水に溶けない水あかとなるものです。
時間をかけて陶器表面に付着したもので、ご使用後の洗浄水だけでは洗い落とすことができません。この汚れは一旦付着してしまうと更に上に重なって付着しやすい傾向があり、堆積するにつれて除去が困難になります。
また、ご使用の水質(水中のSi含有量)やトイレブースの条件(乾燥しやすい、湿度が低い)、使用条件(使用間隔が長く空くことが多い→乾燥が進む)など環境や条件の違いによって、水あかの発生度合いが異なります。
TOTOホームページ 「トイレのまるごとお掃除」 を参照ください。
動画や写真での説明がございます。