Q&A

3-3071

新型コロナウイルス対策のため、衛生陶器、水栓金具、キャビネット、カウンター、手すりなどに
次亜塩素酸系消毒液を使用しても、よいですか。

予防を目的とした日常的な使用は、器具の変色や割れ等の発生が懸念されるため
おすすめできません。

新型コロナウイルス感染者発生の場合、健康に係わる重要かつ必要な処置のため、
適切な使用方法に従って、器具の除菌に次亜塩素酸系消毒液を使用ください。

なお、次亜塩素酸系消毒液の使用が原因による不具合・劣化(変色・割れ等)は、
保証の対象外となります。

 《参考》厚生労働省HP 新型コロナウイルスに関するQ&A(医療機関、検査機関の方向け)
 
  ※問8に
  「手洗いなどの衛生対策を心がけてください。手などの皮膚の消毒を行う場合には、
  消毒用アルコール(70%)を、物の表面の消毒には次亜塩素酸ナトリウム(0.1%)が
  有効であることが分かっています。」と記載

次亜塩素酸成分により以下の影響が出る可能性があります。ご使用の際は十分ご注意ください。

・金属に対しては腐食性があるため、原則使用しませんが、使用した場合は、使用後に製品をしっかりと
 水で洗い流すかふき取りが必要です。

・消毒時、消毒後、薬剤を十分拭き取るとともに、器具内部に染み込まないようにしてください。
 次亜塩素酸ナトリウムの金属腐食性は、金属部分(外観や固定ビスなど)、めっきやステンレス部分を
 腐食させ、機能低下を促進する可能性があります。
 樹脂、木質材料、陶器(外観や部品)、ゴムなどその他の材質についても、次亜塩素酸成分が
 残った場合、腐食、変色、変形、表面剥離、膨潤、亀裂、溶解などの製品劣化につながる
 可能性があります。

・消毒後の次亜塩素酸ナトリウムを手洗器や洗面器等の衛生陶器(樹脂製を含む)に排出する場合は、
 多量の水を流し、衛生陶器表面や排水金具のトラップ部に薬剤が残らないようにしてください。 
 次亜塩素酸ナトリウムが排水金具の内部に残った場合、金属、樹脂、ゴム等が劣化し、水漏れの
 おそれがあります。

 

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