Q&A

2-0709

和風便器の側面に設置するL型手すりの取り付け位置を教えてください。

《対象商品》

パブリック用手すり 樹脂被覆タイプ:T112型

パブリック用手すり ステンレスタイプ:T113型

パブリック用手すり コンビネーションタイプ:T114型

 

和風便器に手すりを設置する場合、便器前方に取り付けることをおすすめしておりますが、

便器側方に取り付けしたいというご要望が多いことから、検証を行い、ガイドを作成しております。

ガイドは、和風便器用手すり設置位置をクリックしてください。

 

使い勝手の良さは、便器前方に手すり>便器側方に手すり>手すりなしとなっており、前方に設置できる場合は、そちらをおすすめしてください。

 

 

<便器側面へ設置する場合のデメリット>

 

①座位保持する際、体の重心が手すり側に寄ってしまい、おしりが便器の穴から外れてしまう

 可能性がある。

 

②左右一箇所しかつけられない場合、利き腕による左右勝手に対応できない。

 

③片手で立ち座りする場合、手の力で手すりを握って立ち座りすると、手すり側に体がよってしまい、

 設置位置によってバランスを崩す可能性がある。

 

④両手で手すりを握る場合、便器をまたいだ状態で両手で手すりを握ろうとすると、体をひねり

 ながらの立ち座りになる。

 

また検証の結果、側面へ設置する場合はI型2本としており、L型はおすすめしておりません。

 

 

<L型手すりを設置した場合のデメリット>

 

①L型手すりにすると、座位保持時に握る場所に縦手すりが立ち上がるため、邪魔になる。

 

②座位保持する場所に横手すり部を握れるように配置すると、 縦手すりの距離が遠くなり、

 立ち座り用としての機能を果たさなくなる。

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