ダイヤフラム式の小便器フラッシュバルブ(品番:T600P型他)は、ピストンバルブ式(品番:T60型他)と比較すると吐水時間が長くなっていますが、吐水時間を短くできますか?また、節水になっていますか?
吐水時間の短縮及び調整は機能上できません。
【1】止水時間および節水についてダイヤフラム式とピストンバルブ式の小便器用フラッシュバルを比較すると、トータル吐水量と吐水時間は次のとおりです。
品番 | 機構・構造 | 吐水量 | 吐水時間 |
T600P型 | ダイヤフラム式 | 約4L | 約22秒 |
TG600P型 | |||
T601P型 | |||
T60型 | ピストンバルブ式 | 約6L | 約15秒 |
TG60型 |
(水圧 0.2MPaの場合)JISB2061に準ずる
・上記の吐水時間は、水圧0.2MPaの時の場合です。水圧によっては、洗浄時間が25秒程度かかることがありますが、弊社既存商品に比べて洗浄水量を抑えております。
・T600、TG600型は洗浄時間は約7秒程度長いが、トータルの吐水量は約1.5L少なく、節水になります。
【2】ダイヤフラム式の優位性
①T600、TG600型ダイヤフラム式では、次のようなメリットがあります。
・吐水量が少なく節水できます。
・構造上、小型化を実現しています。
・ウォーターハンマー音の発生が起き難い、機構になっています。
②反面、T60、TG60型と比較して、約7秒程度、洗浄時間が長くなります。
※本サイトに表示の税込価格は消費税率10%で計算し、小数点以下は四捨五入しております。