塩ビ管メーカーでは、コンクリートに埋設しないように薦めているため、
注意を促がす意味で、設計施工資料集やセット図面中に、
コンクリート埋設がされない『乾式工法にかぎります』と表記しています。
<<施工上の注意>>
塩ビ管について
塩ビ管は、建物や床等塩ビ管の周りの温度と塩ビ管内を流れるものの温度の影響を受けて、
膨張・収縮します。塩ビ管をコンクリートに埋設すると塩ビ管が固定され、塩ビ管のたわみ等で
膨張・収縮を緩和することが出来ず、破損する恐れがあります。
また、コンクリート流し込み時、塩ビ管の破損が全くないとは言えません。
そのため、塩ビ管メーカーでは、コンクリートに埋設しないように薦めています。
もし、接続部材TH500P32やT1122Pを使用して塩ビ配管に接続し埋設する場合は、
塩ビ管を破損しないように施工下さい。また、施工後は破損しないように使用下さい。
具体的に市場で行われている塩ビ管埋設の参考例としては、
塩ビ管(HIVP)に保温材を緩衝材として巻いて保護し、埋設することが行われています。
※本サイトに表示の税込価格は消費税率10%で計算し、小数点以下は四捨五入しております。