・転倒防止措置(耐震施工)の対応方法
・耐震用脚の品揃え
について教えてください。
【対象設備】
満水質量が15kgを超える給湯設備が対象
対象機種は、「給湯設備施工に関する情報_給湯設備(電気温水器、貯湯ユニット等)の転倒防止策のご案内」をご参照願います。
【対応方法】
下記①②③のいずれかの方法により、電気温水器が人のいる方向に転倒しない施工を実施する必要とあります。
①電気温水器周囲に丈夫な壁や囲いを設ける
(例:3方が壁で残り1面に簡易錠付金属製扉の中に電気温水器を収納する など)
②電気温水器本体を、規定されたアンカーボルトや木ねじ等で固定する
※電気温水器の設置場所(設置する階数)、躯体との固定箇所別(電気温水器の底面・側面・上面)に必要なアンカーボルト・個数が異なります。
③電気温水器に規定の外力を加えた際に、安全上支障の無いことが確認された方法で固定する
※「規定の外力」とは、電気温水器正面または側面に「満水重量と同じ力」を加えた場合、電気温水器上面に「満水重量の半分の力」を加えた場合のことをいいます。
TOTO商品に関しては、
③に該当する耐震用脚をご用意しています。
なお、REDは②に該当する規定の木ねじでの固定を施工説明書にて案内しています。
①は現場対応となります。
■耐震用脚 品揃え一覧
品番 | RHE706 | RHE707R | RHE708R | |
床材質 | コンクリート | 木※3 | ||
設置場所 | 床に直接設置 | 木製キャビネットの中 | ||
適合機種 | REW-B/D | ● | ● | × |
REK | ● | ● ※4 | ● | |
REM/RES | ● | △ | △ | |
湯ぽっと | △ | △ | ● | |
REW-C | 耐震用脚は不要 | |||
RED |
●・・・耐震施工要件を満たす
△・・・標準の組み合わせではないが使用可能(耐震施工要件を満たす)
×・・・使用できません。
※2 床材(建築躯体側)が木材の場合は、木ねじ(呼び径4.1mm以上・長さ16mm以上)と座金を現場手配してください。
また、必ず厚さが15mm以上の合板に固定してください。
※3 必ず厚さが15mm以上のパーティクルボード、または合板に固定してください。
※4 耐震施工要件を満たしますが、施工性のよいRHE708Rをおすすめします。
詳細は、耐震用脚の施工説明書を確認してください。
※本サイトに表示の税込価格は消費税率10%で計算し、小数点以下は四捨五入しております。