三角ハンドルやアクリルハンドルのついた単水栓のハンドルをレバーハンドルに交換すれば、レバーハンドル式として使用できますか?
レバーハンドルに交換しても、レバーハンドル式として使用はできません。
<理由>
①吐水量が約半分になります。
②レバーハンドルが周囲に干渉する可能性があります。
③止水不良に繋がる可能性があります。
<構造の違い>
【三角ハンドル式】 【レバーハンドル式】
①吐水量が約半分になります。
本来ハンドルを720度回転させて全開になるところ、90度程度しか回せなくなるので吐水量が約半分になり、水溜め作業などに時間がかかります。
②レバーハンドルが周囲に干渉する可能性があります。
ハンドル全開時にレバー先端が奥の壁や鏡と干渉して破損させたり、指を挟んで怪我をする可能性があります。
③止水不良に繋がる可能性があります。
三角ハンドル式単水栓の止水こまは、レバーハンドルによる梃子の原理で増幅された操作力に対応するように設計されていません。開け閉めするうちにパッキンが劣化して止水しにくくなったり、最悪の場合こまが破壊されて止水不良につながります。
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