現在設置している腰掛便器を外して金属フランジが付いていたところから、
新たに樹脂フランジをセットできますか。
対象品番に該当する場合は、樹脂フランジをセットできない場合があるので注意が必要です。
対象品番は『4㎜カットあり・なし混在対象品番』をご確認ください。
※『4㎜カットあり/なし混在』の解説は<参考>をご覧ください。
<事前に4㎜カットあり・なしの確認ができない場合>
鉛管用の金属フランジ(T53WR75またはT53WR100)を手配し、
塩ビ管(VU管)をつば広げして対応する方法があります。
※塩ビ管でも、VP管の場合はつば広げが難しいため対応不可です。
<参考>
1991年11月以前に発売された便器は金属フランジを使用した排水接続方法のみでした。
一方で、1991年11月以降に発売された便器は、塩ビ排水管の普及と共に樹脂フランジを
使用できるようにするため、便器の排水口を4㎜カットして改良されました。
したがって同一品番の便器でも排水口4㎜カットあり・なしの2種類が混在し、
4㎜カットなしの便器には樹脂フランジをセットできません。(下図)
(T53P100とT53PR100は内径が大きく便器と接触しないのでセット可能ですが、現在は共に廃番です)
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